狛犬の鳴き声

近江八幡のまちづくりに取り組む中で、考えたこと、学んだこと、もやもやを記す内訟録。

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

不幸じゃないけど幸せでもない、われわれへの「新・幸福論」

「不幸じゃないけど、幸せでもない。」 同世代の人たち、また地域で腰を据えてまちづくりやコミュニティに関わる仕事をしている人たちには、共感できる感覚なのではないだろうか。 コミュニティビジネスに注目が集まるいま、「近現代」という歴史的文脈から…

流れとかたち

世界の見方が変わる一冊 都市や地球を生物に比喩し、生態学として考えることに魅力を感じている。 しかし、この本では、もっと物理学的な視点で、まさに「流れ」と「かたち」にあらゆるもののデザインの法則性を説明している。とてもシンプルで明確な定義付…

嫌われる勇気

人生を変える数冊 ここ最近で、一番夢中になった一冊。 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え 作者: 岸見一郎,古賀史健 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2013/12/13 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (71件) を…

共感する力

カリスマの言葉とプロセス 一人ひとりときちんと向き合い、アイデアを引き出し、スピーディーに行動に移す。 そんな当たり前に聞こえる努力を、辛抱強く実行してきた人の力強い言葉にエネルギーをもらう。 共感する力 ~カリスマ経営者が横浜市長になってわか…

新クリエイティブ資本論

これからの50年で、社会はもっと居心地よくなるだろうか 過去の50年、100年の激動から学び、これからの活動のエッセンスにしていくべきです。 昨年末に出版されたリチャード・フロリダの新著。 まだ読んでいないのか!?と指摘され、 いろいろ後回しにせっせ…

minimalism

本当に大切なものはそんなに多くない。 引越しのたびに思うのだが、自分の身の回りにはいらないものがたくさんある。しかしなかなか手放すことはできない。とりあえず次回と先延ばしにしているわけだが、それは自分自身の「幸福」にたいしても先送りしている…

住み開き

寝食する場を共有する 大学に入ったばかりの頃、北関東の田舎から関西の辺境へと移り住み、「言葉も文化も違う異国とはこのことか」と思いつつも、本当にたくさんの人たちを6畳間のアパートに呼び飲み会をしたものです。 最大20人近く集まったこともあり、…

アヴァン・ガーデニング

公共空間のリノベーションに、「ガーデニング」は有効か? 1月に参加した、西村佳哲さんの主催する「ひとの居場所をつくるひと・フォーラム」 @奈良県立図書情報館の会場で購入した一冊。 見たことがない言葉とカバーのデザインでジャケ買い。 VOL 01 作者…